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Fashion

2021.07.16

[inGENERAL 製品哲学研究所]第3回 JOHN SMEDLEY(ジョン スメドレー)の“ハイゲージニット”

ロングセラーの商品には哲学がある。気になる逸品の魅力を紐解く不定期連載「製品哲学研究所」、第3回は英国生まれのハイゲージニットの老舗、JOHN SMEDLEY。結局“ジョンスメ”って何が凄いのか?

[inGENERAL 製品哲学研究所]第3回 JOHN SMEDLEY(ジョン スメドレー)の“ハイゲージニット”

Content

長年の「いつか買いたい」ブランド

歴史 - 230年以上変わらないこと

ロイヤルワラントを獲得したのは意外にも最近?
レジェンドたちも愛したジョン スメドレー

素材と職人技が生む最高の着心地

真似のできない“機械のクセ”と特別な水

ジョン スメドレーは“名脇役”

ジョンスメのケアや洗濯は面倒?

長年の「いつか買いたい」ブランド

JOHN SMEDLEY ジョンスメドレー

日本では“ジョンスメ”と略されるほど親しまれているハイゲージニットの老舗ブランド、[JOHN SMEDLEY(ジョン スメドレー)]。このブランドのニットを長年愛用している人も多いが、「ブランド名もその価値も何となく分かっている。だけどまだ自分では持っていない」という人も多いだろう。

後者はこのメディアの編集人にも当てはまる。ファッション雑誌などで果てなく紹介されてきたことは知っているが、いざ価格を見てみると少し高額。そしてケアにも手間がかかりそうな雰囲気を感じていた。それでも「いつか買おう、着よう」と憧れを抱いてはいたが、なかなかその機会は訪れなかった。

今回はその「いつか」を「来月」にしてみたいという個人的な思いも手伝って、日本の総代理店である「リーミルズ・エージェンシー」に取材を申し込んだ。取材に応じてくれたのは、同社のマーケティングを担当する斎藤克宜さん。さまざまな角度から[JOHN SMEDLEY]の魅力を聞くことができた。

Photo 細川隆弘 Takahiro Hosokawa
Edit & Text 武井幸久 Yukihisa Takei(HIGHVISION)
取材協力&写真提供 リーミルズ エージェンシー

歴史 - 230年以上変わらないこと

JOHN SMEDLEY ジョン スメドレー

ダービーシャー州マトロックのリーミルズ村にある工場(写真提供 リーミルズ エージェンシー)

まずはこのブランドの長きにわたる歴史の一部に触れておく。「ブランドの歴史にはあまり興味ない」という人は飛ばしてもらっても構わない。

[JOHN SMEDLEY]は1784年にイングランドのロンドンから2時間ほどの場所に位置するダービーシャー州マトロックのリーミルズ村という誕生したブランドだ。驚くべきことに、現在でも田舎町だというその場所に本社と工場が存在している。

立ち上げたのはジョン・スメドレー氏と共同経営者のピーター・ナイチンゲール氏。この“ナイチンゲール”という名前にピンと来た方は正しい。あの歴史的に著名な看護婦、フローレンス・ナイチンゲールの伯父にあたる人物だったりする。

当時はまさにイギリスで始まった産業革命が本格化する前夜。人間が機械を使って製品を大量生産することが本格化した時期であり、2代目のジョン2世が24歳で跡を継ぐとその勢いは加速する。そのジョン2世が掲げた「製品を完全に仕上げるために必要な全工程は一貫して工場内で行い、原料には最上級の品質を用いるべき」という理念は、現在まで受け継がれている。

ジョン4世の代になると、当時の最新の編み機を導入し、事業を拡大。下着の生産からスイムウエアやナイトウエアに取り組み、ニットウエアを海外市場へ進出させることになる。その頃の1932年に生まれた3つボタンのポロシャツ“ISIS(アイシス)”など、いくつかのモデルは現在でも形を変えずに続くロングセラーだ。

それにしても、なぜごくシンプルなニットウェアがここまで競合に飲み込まれたり、歴史に沈むことなく続いているのか。その理由はここから先で伝えていくことにする。

ロイヤルワラントを獲得したのは意外にも最近?
レジェンドたちも愛したジョン スメドレー

JOHN SMEDLEY ジョンスメドレー

[JOHN SMEDLEY]は英国ファッションを紹介する企画では必ずと言って良いほどそこに名を連ね、洗練されたスタイルで知られる愛用者たちの証言やそのイメージも手伝って、日本のファッションの中に浸透してきた。

「当社が[JOHN SMEDLEY]の日本の正規代理店として設立されたのは33年前ですが、100年前から日本には輸入されており、輸入会社や直接買い付けなどで紹介されていました。ザ・ビートルズ、マリリン・モンロー、オードリー・ヘップバーン、ショーン・コネリー、ポール・ウェラーなど、影響力の強い方々の『あの写真で着ているのは実は[JOHN SMEDLEY]』という情報が雑誌などを通じて拡散されたことで、このロゴもないシンプルなニットウェアのブランドの名前が広まったんです」。そう教えてくれたのはリーミルズ エージェンシーの斎藤さんだ。

JOHN SMEDLEY ジョンスメドレー

“英国製の老舗ブランド”というと、たいてい「ロイヤルワラント」というキーワードが注目される。“英国王室のお墨付き”はクオリティの証でもあるわけだが、意外にも[JOHN SMEDLEY]がロイヤルワラントの称号を獲得したのは近年のこと。2013年に「エリザベス女王」のロイヤルワラント、そして今年2021年4月に「チャールズ皇太子」のロイヤルワラントを獲得し、“ダブル・ロイヤルワラント”ブランドになった。

ちなみにロイヤルワラントを獲得しているファッションブランドとしては、オイルドジャケットで有名な[Barbour(バブワー)]、ゴム製レインブーツの[HUNTER(ハンター)]、トレンチコートの[Burberry(バーバリー)]、レザーシューズの[Trickers(トリッカーズ)]、シャツで知られる[TURNBULL&ASSER(ターンブル&アッサー)]などがある。いずれも何かに特化した継続アイテムを持つブランドたちだ。

しかし[JOHN SMEDLEY]がロイヤルワラントの称号を獲得したのはつい最近のこと。だから前述のようなセレブリティたちが[JOHN SMEDLEY]を愛用した背景にあったのは、ロイヤルワラントの名声のおかげでもなく、このブランドのニットが単純に優れていたからに他ならない。

では、どんな部分が優れているのか? 斎藤さんはこのブランドの真髄とも言えるいくつかのプロダクションの秘密を教えてくれた。

素材と職人技が生む最高の着心地

JOHN SMEDLEY ジョン スメドレー

写真提供 リーミルズ エージェンシー

「このブランドの最大の特徴は、着心地です。それを実現しているのは最高級の素材、長年使っている工場の編み機、そして職人たちの技術の3つが組み合わさったことによるものです。[JOHN SMEDLEY]では主に2つの素材を使っているのですが、その代表が“ジョン スメドレーズ シーアイランド・コットン”という超長綿です。限られたエリアでしか採れないこのコットンは、非常に柔らかく、トロッとした肌触りが特徴です。そしてもう一つが、契約しているニュージーランドの農場から供給されているファインメリノウール。これも肌あたりが優しいため、タートルネックなどでも首周りがチクチクしないという特徴がある素材です」

JOHN SMEDLEY ジョン スメドレー

ジョン スメドレーズ シーアイランド・コットン(写真提供 リーミルズ エージェンシー)

JOHN SMEDLEY ジョン スメドレー

契約しているニュージーランドの農場から供給されているファインメリノウール。(写真提供 リーミルズ エージェンシー)

JOHN SMEDLEY ジョンスメドレー

[JOHN SMEDLEY]の定番モデルの中でも愛用者の多いタートルネック

ここでひとつ疑問が。シーアイランド・コットンは他国から輸入するのも分かるが、イギリスのヨークシャー州なども牧羊が盛んな土地。なぜ英国に拘りながら英国産の羊毛を使わないのだろうか?という問いに、斎藤さんはすんなり答えてくれた。

「ブリティッシュウールは繊維的に厚手の衣料に適しており、ニットでもローゲージのものに使われていますが、[JOHN SMEDLEY]のハイゲージニットには向かないのです」

なるほど。そしてこのブランドの代名詞にもなっている“ハイゲージニット”という特徴は、素材だけの問題ではないという。30ゲージという非常に細かい編み目は、この工場で長年稼働している編み機が得意としていることではあるのだが、この編み機、現在では希少なだけでなく、非常に独特なのだそうだ。

JOHN SMEDLEY

写真提供 リーミルズ エージェンシー

「今はプログラミングして一着を編むことができる高度な編み機もあるのですが、[JOHN SMEDLEY]の工場で使っている『フルファッション編み機』は、12台が一斉に動いて異なるパーツを作るというものです。これは産業革命の時代には効率的だったのですが、今の時代においてはとても“不器用”なものなんです。12台の編み機が編んだ異なるパーツを、人間が服の形に組み立てるわけですが、それを“糸で縫合する”のではなく、熟練の職人が“リンキング”をしています。“リンキング”というのはニットのパーツを文字通り繋ぎ合わせる作業ですが、非常に細かいゲージのひとつひとつを職人が目で確認しながら編み目を繋ぎ合わせるのです。ここがまさに“職人技”のポイントなのです」

JOHN SMEDLEY ジョン スメドレー

熟練の職人による”リンキング”作業の様子(写真提供 リーミルズ エージェンシー)

特にストレートショルダーでは、この“リンキング”によって肩部分の縫い代が非常に薄くなり、肌あたりや着心地も良くなりなるのだという。この手法は他社にも真似ができないわけではないが、非常に高い集中力とスキルを要する技術なので、あえて採用する工場やブランドが少ないことも[JOHN SMEDLEY]の技術面を保っているというわけだ。

真似のできない“機械のクセ”と特別な水

JOHN SMEDLEY ジョンスメドレー

前述の編み機に関して、少しユニークな話がある。[JOHN SMEDLEY]のポロシャツの特徴として、少しだけ湾曲した襟の先がブランドのアイコンの一つになっているのだが、これが他のブランドにはどうしても真似が出来ないものなのだという。

「実は他ブランドが『[JOHN SMEDLEY]の襟が少し曲がっているのがいいよね』と、真似をしようとしたことがあったそうなのですが、どうしても機械が真っ直ぐに編んでしまうので、同じようにならなかったと聞いています。我々も『なぜこうなるんだろう?』と調べたところ、実はこれ、50年以上使ってきた機械が老朽化する中で、長年修理やパーツを交換してきたことによって生まれた機械のクセだったんです(笑)。狙いではなくこういう形になってしまう。これが真似したくてもできない特徴であり、今はすっかりアイコンにもなっています。これもいわゆる“ジョンスメ”らしさの一つではないでしょうか」

JOHN SMEDLEY ジョンスメドレー

また、似たような話はこの工場が230年以上も場所を変えていないことにも現れていると斎藤さんは続ける。

「コットンもウールも、色を染めて洗浄するのですが、この工場では近くの国立公園から流れる地下水が使われています。どうやらそこの水の硬度や成分が、この繊維に良いモイスチャーとなっているようなのです。試してはいないものの、もし工場の場所を変えて違う水を使うようになったら、ひょっとすると風合いが変わりガサガサになってしまったりするかもしれません。230年同じ場所で同じ水を使っているのにも意味があるのです

こう話を聞くと、[JOHN SMEDLEY]というブランドは、最高の素材を求める姿勢、旧来の機械技術、そして熟練した職人技だけでなく、いくつかの偶然の要素も折り重なって、絶妙に成り立っていることが分かってくる。

JOHN SMEDLEY ジョン スメドレー

写真提供 リーミルズ エージェンシー

使っている繊維は天然素材で、特定の農場と長期契約。機械はメンテナンスを繰り返して長く使う。親子何代にもわたってこの工場で職人を務める家族もあり、長年にわたって雇用を生み出している。そして製品も丈夫で長持ち。これは現代のファッションに求められている“サステナビリティ”に直結する話ではないだろうか。

ジョン スメドレーは“名脇役”

[JOHN SMEDLEY]のプロダクトはシンプルで、長年形を変えていないものも多い。例えば3つボタンでスマートな印象の半袖ポロの定番“ISIS(アイシス)”、そして長袖のポロシャツは“DORSET(ドーセット)”。クルーネックの長袖ニットでは“EMMETT(エメット)”“KERSHAW(カーショー)”などのモデルがある。

JOHN SMEDLEY ジョンスメドレー

ISIS(アイシス)

JOHN SMEDLEY ジョンスメドレー

DORSET(ドーセット)

JOHN SMEDLEY ジョンスメドレー

HOLTON(ホルトン)

JOHN SMEDLEY ジョンスメドレー

KERSHAW(カーショー)

これらモデル名のほとんどはイギリスの地名で、こうした名称が付いているのは継続品番であり、英国本社工場でも“殿堂入り”した証でもあるという。[JOHN SMEDLEY]の商品タグには“S4475”のような品番で表示されているものもあるが、これはスポット商品や“殿堂入り前”のモデル。本格的に継続品番になれば、モデル名が与えられるというわけだ。

またシルエットやサイズ感にも違いがあり、現在[JOHN SMEDLEY]には、“スタンダードフィット”“モダンフィット(旧イタリアンフィット)”、そして“イージーフィット”という3つのフィットが存在している。シンプルなデザインだけに、フィットやシルエットを重視しているのだという。

「スタンダードフィットは欧米人の体格に合わせたものです。袖や丈が長く、我々アジア人が着るとあまりサイズ感が合わないので、日本における主流はほとんどがモダンフィットです。モダンフィットは袖や裾の丈や腕周りの設計を調整した日本のスタンダードで、イージーフィットは一部のクラシックなモデルに採用されています」

JOHN SMEDLEY ジョンスメドレー

日本の商品ラインナップを見回しても、ほとんどがモダンフィットなのは、そこに理由がある。ちなみに[JOHN SMEDLEY]が世界で最も売れているのは英国で、そこに欧州圏が加わり、次に日本が入るという。
そして近年日本では、日本チームが提案したフィットが加わり、国内で支持されていると斎藤さんは教えてくれた。

「[JOHN SMEDLEY]はデザインもベーシックに作っているので、誰が着ても似合う、いわゆる“名脇役”です。デザイン的な主張がない分、着心地も良く、生活に溶け込んできます。『毎日のように着続けて、5年経っていた』というお客様も多いのですが、そこがこのブランドの素晴らしいところだと思います。ただ、[JOHN SMEDLEY]をもう少しコーディネートの主役に持っていきたい、そういう発想から生まれたのが“Sweater Series(スウェーター・シリーズ)”です。これは文字通り、スウェットのような感覚で着られるようにすることを目指したものです」

JOHN SMEDLEY ジョンスメドレー

この“Sweater Series”シリーズ誕生の背景には、日本のファッションスタイルやトレンドも大きく影響しているという。

「元々は我々日本のスタッフから、『もっとカジュアルにジョンスメを着たい』、という話が多く出たことからスタートしました。みんな最初はサイズをXLやXXLを選んで着ていたのですが、身幅は大きくなるけど丈が長すぎたり、肩幅が狭まくて腕周りだけは細かったりして、今ひとつサマになりませんでした。そこで根本的にフィット感を変えようと日本から提案したのが“Sweater Series”です。スウェット感覚で着られるので、カジュアルなスタイルにも合い、その一枚を主役にすることができます。もちろんメイドイン・イングランドで製造しているものです」

2019年に日本の市場に登場したこのラインはカジュアルに着られるため、これまで[JOHN SMEDLEY]に袖を通してこなかったタイプの人々や、若い世代、そして近年よりカジュアルスタイルで仕事をするようになったビジネスマンからも支持されているという。

実は編集人は、この取材後、斎藤さんのオススメも受けてこの“Sweater Series”シリーズの半袖クルーネックを“マイ・ファースト・ジョンスメ”として購入した。もちろんこれは編集人の普段の服装(だいたい最近はゆったりめのTシャツにリラックスしたパンツ、だ。)を見た上でのアドバイスであり、誰にでも適用されるものではない。ただ、スーツなど堅い服を着ることがない編集人にとっての“初ジョンスメ”としてはベストチョイスだった。実際に袖を通してみたが、ゆったりとしていて着心地が非常に良いTシャツ、という印象だった。

ジョンスメのケアや洗濯は面倒?

JOHN SMEDLEY ジョンスメドレー

実は編集人が[JOHN SMEDLEY]の購入を長年ためらっていた理由には、価格だけでなく日頃のケアの問題があった。編集人は洗濯するのは割と好きだが、クリーニングに出すタイプの服はあまり持っていない。

[JOHN SMEDLEY]はハイゲージニットの高級ブランド、というイメージも強かったので、着るたびにクリーニングに出すのは億劫だし非経済だなと思っていたら、実は自宅で洗濯が可能だったことをつい最近になって知った。

これは[JOHN SMEDLEY]のウェブサイトの「HOW TO CARE」のページにも詳しく書いてあるので、持っている人もこれから買おうとしている人も参考にして欲しいが、きちんと洗剤を選び、洗濯ネットに入れ、伸びに気をつけながら陰干しをすれば問題ないのだという。

ちなみに先日も本サイトでも紹介した、“ジョンスメを洗うための専用ニットケース”を使えば、さらに精度は上がる。もし編集人と同じように、日頃のケアが障壁となって[JOHN SMEDLEY]に手が出なかった人がいれば、そのハードルはほとんどないと言える。

もちろん一着が2万円台後半から3万円台のものばかりなので、ある程度高額なものであることは確かで、気軽に買えるものではない。しかし、最高級の素材やその製法、歴史や現在進行形の企業努力を考えれば、納得の価格と言えるだろう。だからこそ何度も買い替えるリピーターも、買い足す人も多いのだ。

[JOHN SMEDLEY]はまさに当メディアが追求している“ワンランク上のスタンダード”を象徴するブランドだ。それは歴史に裏打ちされながらも、アップデートを怠っていないことにも表れている。

JOHN SMEDLEY ジョンスメドレー

リーミルズ エージェンシーが制作しているシーズンカタログ。カタログ要素だけでなくブランドの歴史や愛用者のインタビューなどが充実(過去のシーズンは配布終了)。

JOHN SMEDLEY ジョンスメドレー

最後に今回取材に丁寧に答えてくれたリーミルズ エージェンシーの斎藤さんに、ご自身にとっての[JOHN SMEDLEY]とはどういう存在なのか聞いてみた。

「自分も数年前にこの会社に入社する前はほとんど[JOHN SMEDLEY]について分かっていなかったのですが、入ってから知って気づいた魅力がたくさんあります。そして今では仕事として着ている部分はありますけど、週4、5日は[JOHN SMEDLEY]です(笑)。それもこの服が『疲れない』存在だからだと思います。今日は少し寒いかなと思ったら『シャツではなくてジョンスメにしよう』とか、『今日はジョンスメのニットシャツ一枚がちょうど良さそうだな』、とか、『中に一枚白Tを着ようかな』とか、その日着る物に対して頭がシンプルになりました。このブランドの長年のファンにもそういう人は多いと思います。着続けていると“日用品”のような存在になってくるんですよね」

今回初めて[JOHN SMEDLEY]のニットを購入したその商品タグには、この取材を通して知ったことのほとんどがとても簡潔に書いてあった。現在このタグにはロイヤルワラントは一つしか入っていないが、おそらく来年あたりからここにもう一つの紋章が登場するのだろう。

The World’s Finest Knitwear

1.5km of the finest yarn,
1.2 million perfect stiches,
230 years of experience,
And the skilled hands of 50 British craftsmen make this garment a John Smedley.

世界最高級のニットウェア

1.5kmの最高級の糸を使用し、
120万回の完璧な縫い目、
230年に及ぶ経験、
そして、50人の英国人職人の熟練した手によって、この服はジョン スメドレーになっています。

JOHN SMEDLEY ジョン スメドレー

Content

長年の「いつか買いたい」ブランド

歴史 - 230年以上変わらないこと

ロイヤルワラントを獲得したのは意外にも最近?
レジェンドたちも愛したジョン スメドレー

素材と職人技が生む最高の着心地

真似のできない“機械のクセ”と特別な水

ジョン スメドレーは“名脇役”

ジョンスメのケアや洗濯は面倒?

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