第23回 みうらじゅん賞 を受賞した2つのモノ[編集人ブログ]
2020年に選ばれた8組の人、モノ、場所、作品。中でも選ばれた“2つの文房具”とは?
今年の受賞は8つ!
編集人の武井です。いやあ、2020年も「みうらじゅん賞」が年末に発表されましたね。2020年12月15日にYouTubeにアップされた「第23回 みうらじゅん賞」は当然皆さんもご覧になられたかと思います。
各メディアでも騒がれている通り、今年は8組の人、モノ、場所、作品が受賞しました。そのレンジの広さ(狭さ?)は相変わらずの素晴らしさです。
BARKS
『2020年 第23回みうらじゅん賞』は“ジョン&ヨーコ”が受賞
https://www.barks.jp/news/?id=1000194550
UNIVERSAL MUSIC
「パヴァロッティが2020年 第23回みうらじゅん賞を受賞しました!
イタリア人初&三大テノール初の受賞というW快挙!」
https://www.universal-music.co.jp/luciano-pavarotti/news/2020-12-26/
どんな8組が受賞したのかはあえて全部書きませんが、今回は「モノ」が2つ、しかもその2つとも文房具が受賞した年でした。どちらもみうらさんの愛用品。
「人の愛用品」がいつも気になる編集人なので、今回の発表には胸が高まりました。
受賞作品のまずひとつめがこちら!
KOKUYO(コクヨ)スクラップブック “ラ-40N”
“スクラッパー”として活動されているみうらさんが小学校の頃から愛用しているのがこちらのスクラップブックということで、受賞となりました。スクラップのしやすさ、紙の質感など、スクラップに最適なのだとか。ちなみに“ラ-40N”はA4サイズ、“ラ-41N”はB5、“ラ-43N”はA3、“ラ-44N”はB4サイズ。
実は編集人はスクラップという行為をしたことがないのですが、みうらさんや知人のスクラップブックを見ていると楽しそうなので、老後の趣味に取っておこうと思います。
このAmazonのレビューを見ると、「これを40年使っている」とか「自分の親も使っていた」とか、ロングセラーならではのエピソードも微笑ましいです。こういう規格モノは、ずっと同じデザインと質感で長年続くことが理想。あえてデザインチェンジをしない、というのも大切だと思います。
最近は何でもデジタル化してきているので、スクラップブックもいつまで発売されるか…と気がかりですが、みうらさんは販売停止にならないように、「文房具店で見かけると必ず買い占めて、“売れている感”を出している」そうです。
そして今回の「みうらじゅん賞」を受賞した文房具のもうひとつがこちら!
ヤマト “アラビックヤマト”
ご存知「液体のり」界の王様です。こちらもスクラップ好きみうらさんが長年愛用しているもので、1975年から発売されているロングセラー商品です。オフィシャルサイトに「スポンジキャップと『のり』自体とのバランスにノウハウがあり、技術的に難しいもの」と記載があるように、確かにこれは文句なしに使いやすい。
しかもこの“アラビックヤマト”、みうらさんがYouTubeでも話しているように、なんと昨年「放射線治療で、薬剤に液体のりの主成分を混ぜると治療効果が大幅に高まることを東京工業大のチームが発見」し、大きな話題となりました。
朝日新聞
「液体のり」放射線治療でも期待の星 がん細胞ほぼ消失
https://www.asahi.com/articles/ASN1Q6GZJN1QULBJ00H.html
FNNプライムオンライン
液体のり「がん治療に効果」大反響でまさかの注意喚起
https://www.fnn.jp/articles/-/22742
液体のりとして優秀なだけじゃなくガンにも効くなんて、まさに「天に二物を与えられたのり」。みうらさんは「近所のコンビニで見かけると必ず買っている。うちの近所のコンビニではいつも品薄」と語っています。Amazonで3本セットで¥300で売ってます。
そんなわけで今回は「『第23回 みうらじゅん賞』を受賞したモノ」をお届けしました。
2021年の第24回にも期待が膨らみます。(武井)
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