人気のzen toの「カレー皿」に、アーティストのユザーンと建築家の吉田愛監修の2モデルが登場

2020年にスタートした［zen to（ゼント）］は、日本有数の陶磁器の産地である長崎県波佐見町で1917年に創業した老舗・株式会社 中善のオリジナルブランド。

同社の創業100年を機に、肥前地区（長崎、佐賀の焼き物産地の総称）の技術とその可能性を次世代に伝えるべく、日本を代表する陶磁器デザイナーの阿部薫太郎氏をブランドディレクターに招聘して、「多様な嗜好に応える、多様な個性」をブランドコンセプトに2020年に誕生した。その第１弾として、クリエイター監修による「カレー皿」をリリースすることに。

それも単なる“クリエイター”ではなく、“カレー好き or カレーに縁のあるクリエイター”と取り組んでいるのがユニークだ。前回もミュージシャンの小宮山雄飛、フード編集者のツレヅレハナコ監修の製品をリリースし、当メディアでも紹介すると大きな反響があった。

そして今回はその第２弾企画として、ミュージシャンでタブラ奏者のユザーンと、建築家の吉田愛による２モデルを発売する。

ミュージシャンとして活躍するユザーンは、音楽活動の中で知ったインド西ベンガル州からバングラディッシュエリアの郷土料理、「ベンガル料理」に特化したレシピ本、『ベンガル料理はおいしい』を監修し、自身のインスタグラムにおいても自作のカレーを更新するなど、本格的なカレー好きとして知られている。

そして建築事務所のSUPPOSE DESIGN OFFICEで活躍する建築家の吉田愛は、東京・代々木上原の東京オフィスに併設する形で、“会社と社会の健康”をコンセプトにした飲食店の「社食堂」をオープンし、吉田が開発に関わった山椒キーマカレーはレトルトになるほどの人気に。

今回ユザーンは、カレーの仕切りが取り外し可能で、２種、３種のカレーにどちらでも対応できる“仕切りが取れるカレー皿”を開発。ターコイズブルーのカレーが映える色合いに仕上げた。ちなみにこの斬新なアイデアということもあり、意匠登録（日本陶磁器意匠）に申請中なのだとか。

こちらがユザーン監修の“仕切りが取れるカレー皿”

一方、カレーの多様性に着目したという吉田愛は、どんなカレーを盛り付けても「美味しい風景」を生み出し、機能がデザインとなるニュースタンダードな形を求め、「ソリッドな外側のカットに対して、スプーンの形に沿った曲率の内側」という、シンプルな用の美をたたえた“plate 245”を送り出した。

こちらが吉田愛 監修の“plate 245”

たかがカレー、されどカレー。どの皿を家に迎え入れるべきか、カレー好きにとっては多いに悩ましいところだ。

2021年4月22日（木）より、［zen to］のオンラインショップ、および東京・中目黒の「ブリック＆モルタル」で発売開始となる。

［INFORMATION］
zen to
ユザーン監修 「仕切りが取れるカレー皿」
材質 : 磁器 / サイズ : ⌀270×H24mm / カラー : ターコイズブルー
¥3,600+TAX
※意匠登録（日本陶磁器意匠）申請中

吉田愛監修 「plate 245」
材質 : 半磁器 / サイズ : ⌀245×H32mm / カラー : ブラック、ホワイト、グレー
各¥3,000＋T A X

［CONCACT］
zen to オンラインショップ
http://www.hi-zento.jp

ブリック&モルタル
住所 : 東京都目黒区中目黒1-4-4
営業時間 : 12:00〜19:00
定休日 : 不定休
TEL : 03-6303-3300
http://www.brickandmortar.jp/