あの白T専門店が、白Tのレジェンドアイコンとコラボレーション

日本人が白T好きになったのは、何も最近の話ではない。

古くはジェームス・ディーンやスティーブ・マックイーンの白T姿に影響を受けた世代もいるが、1980年代の“渋カジ”ブームに颯爽と洗われた一人の男の白T姿に衝撃を受けたのが現在の40代アッパー世代だ。

その男こそ“キング・オブ・白T”であり、レジェンドアイコンでもある俳優・歌手の吉田栄作氏。端正で甘いマスクにサラサラヘアー、そして白Tにジーンズというスタイルの人気は、ファッション誌を皮切りにTVサイズにまで膨れ上がり、氏の白Tスタイルは日本中を席巻した。

御多分に洩れず編集人も当時影響を受けた一人。当時小遣いで［Hanes（ヘインズ）］の3枚パックTを手にした興奮は今も覚えている。

日本の“白T史”は「吉田栄作以前 / 以後」で変わった、というのは大袈裟ではなく、その後の日本人の白T好きやラインナップの豊富さにも大きく影響しているはずだ。

前置きが長くなってしまったが、当メディアでも幾度か紹介している東京・千駄ヶ谷の白無地Tシャツ専門店「#FFFFFFT」が、そのレジェンド・吉田栄作とのコラボレーションTシャツを発表した。

「#FFFFFFT」の代表で、“白Tハンター”の夏目拓也さん吉田栄作さんの出会いから生まれたというこの企画は、ご本人とも何度もセッションを繰り返すことで現代の「吉田栄作モデル」を完成させたという。

数百種の白Tをセレクトしてきた「#FFFFFFT」と、“白Tレジェンド”がボディに選んだのは、日本のTシャツブランド［WHO’S MAKING…（フーズメイキング）］。目が詰まって重厚感がありながら、しっとりしなやかに織られているコットン生地のTシャツが採用された。
そして今のトレンドではビッグシルエットやオーバーサイズが主流だが、「あえてのジャストフィット」なシルエットを採用したというところにカルチャーとリスペクトを感じる。

タフなリブネック、袖とネックを同じ幅にまくったロールアップスリーブなど、ディティールにもとことんこだわっているので、一枚で着てもサマになるモデルだ。

ご本人の着こなしもさすがの貫禄。

2021年5月29日（土）より、「#FFFFFFT」店舗で、数量限定で発売となる。通常は土曜日のみの営業だが、2021年4〜9月の期間中は営業日を拡大し、毎週土曜・日曜のオープンとのことなので、これまで行けなかった人もぜひ。

ちなみに先日黒T専門店の「#000T」も新宿・歌舞伎町にオープンしているので、黒Tをお探しの方はそちらに。

「場所はまさかの歌舞伎町。白T専門店 が満を辞して 黒T専門店 をオープン」
https://in-general.com/news/000t-kabukicho-fffffft-open/

［INFORMATION］
#FFFFFFT/EISAKU CLASSIC T-SHIRT
¥11,000(税込)
サイズ展開 : S、M、L

［CONTACT］
#FFFFFFT（シロティ）
TEL: 03-6804-5746
www.fffffft.com
@fffffftt_sendagaya