シンプルだけど実は深い。P.A.M. の新ライン A positive MessageがPOP-UPを開催
オンラインプラットフォームの活用、社会・環境に配慮したプロダクトなど、コロナ渦に生まれたクリエイティブなブランドに触れるチャンス
代官山のForget-me-notsで開催
2000年にオーストラリアでスタートし、ストリートウェアの中でも少し独特のアーティスティックな立ち位置で知られる[P.A.M.(Perks and Mini)]。その[P.A.M.]がコロナ禍の2020年にスタートしたのが、オンラインプラットフォームの「Positive Messages(ポジティブメッセージズ)」だ。
その名の通り、暗鬱とした世の中で[P.A.M.]のクリエイティブなコミュニティから寄せられたアイディアやエネルギーをポジティブに共有できるユニークな取り組みだが、ここに寄せられたアイディアやメッセージを具現化、つまりプロダクトにしたのが[A Positive Message(ポジティブメッセージ)]という新ラインだ。(サイトは複数形、ライン名に“a”が付くのが少々ややこしい)
このラインでは、「Positive Messages」から生まれたグラフィックのTシャツやトートバッグなどが登場しているが、社会や環境に配慮したプロダクト作りをしており、50%がリサイクルコットンから作られているEcoLife®というコットン糸を使うなど、サステナビリティも追求している。
グラフィックはシンプルなものが多いため、一見すると“単なるグラフィック”にも見えてしまうが、それぞれに意味合いが込められたものになっている。デザイン的にも雰囲気は良いが、やはりそれぞれのソースを知った上で着たいもの。以下にその一例を紹介しておく。
WATERMELON SS TEE #1428/B
NYC在住のシェフ兼ミュージシャン、工藤キキによる「ウォーターメロン ピクルス」の簡単で美味しいレシピが背中にプリント。
LOVELY SS TEE #1428/C
NYTの2018年 のベスト・フォトブックに選ばれた写真家で、NYC在住の写真家ニック・セティ(Nick Sethi)の「LOVELY」x3 のグラフィックは、インドで見つかったトラックのグラフィックから。
EYE QR CODE SS TEE #1428/D
日本のノイズバンド、the BOREDOMSのEYE YAMANTAKAによるQRコード入りのTシャツは、
QRコードを読み取ると、奈良で行われた儀式のライブ音源1 時間ミックスをダウンロードできる。
PROPHET LS TEE #1429/B
日本でも知られるNYCの現代写真家兼アーティストのピーター・サザーランド(Peter Sutherland)は、ヘンリー・デイヴィッド・ソローの名著で、サステナビリティ的側面でも再注目されている『ウォールデン 森の生活』から引用した名言をオン。
などなど、それぞれにクリエイターのメッセージが込められているので、購入時にはぜひチェックを。これ、意味も分からず着るより、分かって着ている方がカッコいいです。
ポップアップの概要は下記よりご確認を。
[INFORMATION]
A Positive Message POP UP SHOP
会場 : Forget-me-nots代官山本店
住所 : 東京都渋谷区猿楽町20-13 佐久間ビル1F
日程 : 2021年5月15日(土)〜5月23日(日)
[CONTACT]
P.A.M.
instagram @perksandmini
instagram @perksandmini_japan
Editorial
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