長らく絶版だった『A Magazine Curated By Maison Martin Margiela』が限定復刊
初版の発行から20年近く経って待望の復刊。紙から印刷まで初版を完全に再現し、写真家によるフォトプリントも“付録”に
日本限定でソックスセーター付きの特別版も発売
ファッションクリエイターやブランドにフォーカスした冊子を発行している『A Magazine』。ベルギーのアントワープの「アントワープ・モード美術館」に編集拠点があり、毎号ファッションデザイナーをゲストに招いて共に1冊を作り上げるスタイルで毎号ハイクオリティな雑誌を作っているが、過去のイシューの中でも特に人気が高く、長らく絶版になっていたのが、『A Magazine Curated By Maison Martin Margiela』だ。
2009年にマルタン・マルジェラはブランドを去り、現在は彫刻を主媒体とするアーティストとして活動中。2015年に[Maison Margiela(メゾン・マルジェラ)]へとブランドを名称変更し、ジョン・ガリアーノがその跡を継いでいるが、2004年に初版が発行されたこの一冊はマルタン・マルジェラ在籍時のもので、そうした意味でも貴重な資料となっている。
この号ではマルジェラ本人だけに注目するのではなく、スタッフ、モデル、アーティスト、フォトグラファー、ミュージシャン、セットデザイナー、フィルムメーカー、そしてインターンにもフォーカスし、メゾンのチームとしての活動を誌面上に表現したもので、初版の発行から20年近く経った現在もその輝きを失っていない。
この復刻版は、紙から印刷に至るまで初版を完全に再現。裏表紙には現編集部による解説文が記載されている。
さらに今回の復刻版には、マーク・ボスウィック(Mark Borthwick)、アンダース・エドストローム(Anders Edström)、マリーナ・ファウスト(Marina Faust)、ジョナサン・ハラム(Jonathan Hallam)、オラ・リンダル (Ola Rindal)、ロナルド・ストゥープス(Ronald Stoops)という名だたる写真家によるフォトプリント(240 mm x 180 mm / サイン なし)いずれか 1 枚が付属するという嬉しい“付録”も。
そして2020年春に南青山にオープンした「SKWAT/twelvebooks」 では、ヨーロッパ、日本限定でソックスセーター付き 『A Magazine』 を販売。 売上の一部は、地中海を渡りヨーロッパ諸国に逃れてくる移民や難民を支援する「Sea Watch」のチャリティ団体に寄付される。
[INFORMATION]
復刻版 『A Magazine Curated By Maison Martin Margiela』
¥5,500(税込)
復刻版 『A Magazine Curated By Maison Martin Margiela』(ソックスセーター付き)
¥38,500(税込)
[CONCACT]
SKWAT/twelvebooks
東京都港区南青山5丁目3−2
https://www.skwat.site
https://www.instagram.com/skwat.site/
Editorial
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