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2021.05.06

これからの電力はアーティストから買う時代へ?

みんな電力 がユニークな取り組みを開始。日本初の「アーティスト電力」は いとうせいこう が”課長”として活動

これからの電力はアーティストから買う時代へ?

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先着100名限定で募集

先着100名限定で募集

近年の電力自由化に伴い、「電気をどの会社と契約するか」の選択肢が増えてきた昨今。ちなみに編集人も事務所を他の再生可能エネルギーの電力会社に乗り換えてみたことがあるのだが、手続きが簡単なことにかなり驚いた経緯がある。

数々の選択肢がある中で、最近その活動が際立っているのが「みんな電力株式会社」だ。都の調べで再生可能エネルギー比率国内トップクラスのこの会社では、多岐に渡るPR事業を実施中。特にクリエイターとのパイプが強いこともあって、inGENERALでもお馴染みのブランドやクリエイターたちとの取り組みやPR活動も積極的に展開している。

その「みんな電力」が2021年4月15日に開始したのが、「アーティスト電力」というプロジェクト。

「アーティスト」と「電力」という、普通は全く結びつかないキーワードを組み合わせ、さらには「押しかけ課長」という立場で、自らも「電力シェアランド」という斬新なコンセプトを生み出したのは、いとうせいこう氏。

ヒップホップ黎明期の日本のヒップホップMCであり、作家であり、編集者、俳優、そしてサブカルネタにも引っ張りだこのパーソナリティでもあるという数々の才能に溢れたいとう氏だが、環境に対する意識も高い。

この「アーティスト電力」は、ブロックチェーン技術を使った「みんな電力」独自のP2Pトラッキングシステム「ENECTION2.0」を活用し、特定の発電所、つまり今回の場合はいとうせいこう氏がネーミングライツを取得したソーラー発電所産の電力を購入できるというもの。
みんな電力 アーティスト電力 いとうせいこう
実際にいとう氏の看板が掲げられた太陽光パネルが福島県二本松市にあり、ここから供給される電力を契約者が分け合って購入する形。契約者専用のマイページでは、その「アーティスト電力」とのマッチング率(※供給される100%がいとうさんの電力ということではない)も確認できるようになっている。
みんな電力 アーティスト電力 いとうせいこう
いとう氏は、「いまは中央集権ではなく自律分散の時代であり、太陽光パネルを分割してみんなで持ち合うことでエネルギーも分散化できる」という考えのもと、このプロジェクトを立ち上げた。

これはコロナ渦によってライブ活動などが制限され、窮地に立たされているアーティストを支援しながら、再生可能エネルギーによる脱炭素社会の実現に向けた取り組みになっているという点でも興味深く、アーティストとファンの関係がWIN×WINで成立する事例になりそうだ。
みんな電力 アーティスト電力 いとうせいこう
おそらくいとう氏の行動をきっかけに、同じように「アーティスト電力」をスタートするアーティストも続々と増えそうな予感。確かに自分の好きなアーティストから再生可能エネルギー電力を買えるのは嬉しいものだ。毎月の電気料金の明細では、そのアーティストや関係者に届けられた金額も確認できるようになっている。

第1弾のいとうせいこう発電所の契約は先着100名で締め切られるが、第2弾以降も計画中とのことなので、今後も注視していきたい。

[INFORMATION]
https://minden.co.jp/personal/shareland/seikoito/

[CONTACT]
みんな電力
TEL:03-6805-2228
受付時間 平日 10:00〜18:00

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